
「社会人1年目クビ」からたった5年で「セミリタイア」を果たした僕のやっている ズルい努力
やまもと りゅうけん
この本について
仕事で評価されない時って、「自分に向いてないのかな」とか「もう少し頑張れば何か変わるのかも」とか、どっちにも振り切れずに止まってしまう瞬間がありますよね。僕も、同じ場所でもがき続けてしまうタイプだったのでよく分かります。そこでこの本を読んで刺さったのは、「向いてるかどうかは誤差」「合わない市場なら移る」という、意外と誰も教えてくれなかった視点でした。 この本が面白いのは、根性論じゃなくて“どうやって勝てる場所を探すか”に冷静なんですよね。たとえば、一つのことを偏差値60までやったら執着しすぎず次の市場に移るという発想。捨てるんじゃなくて掛け合わせることで武器になる、という考え方は、行き詰まりを感じている人にはかなり救いになります。それに、ビジネスのやり取りも「自分を語る前に相手のニーズを把握する」「完成前にこまめに見せて調整する」など、現場ですぐ効く工夫が多い。努力が報われないときほど、こういう小さなズラし方が効くんだなと感じました。 そしてもう一つ大きかったのは、「撤退ラインを決める」という話。続けるか辞めるかを感情で決めず、期限と数字で線引きする。これができると、無駄に自尊心を削りながら同じ場所に居続ける…みたいな疲れ方が減るんですよね。僕自身、この考え方を取り入れてからは、次にどこへ動くかを前より落ち着いて判断できるようになりました。 同じ場所で頑張っているのに成果が出ないと感じている人、あるいは「努力って本当にこれでいいんだっけ?」と迷っている人には、かなり相性がいい一冊だと思います。
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