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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」 (TOブックスラノベ)

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」 (TOブックスラノベ)

香月美夜 and 椎名優

累計読者数8
平均ハイライト数 3.9件/人
star総合評価 42/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも人間関係でも、想定外の出来事が続くと「ちゃんとやれているのか」と不安になることが多いですよね。人前では平気な顔をしつつ、裏では息苦しくなったり、眠れなくなったりするあの感じ。抜粋を読んでいても、ローゼマインの揺れ方が妙に現実っぽくて、自分のことを思い出す人は多いと思います。 この巻が効いてくるのは、無理して立ち続けている時の“踏ん張りどころの見つけ方”が丁寧に描かれているところです。たとえば、しんどい場からそっと距離を取る判断や、他人の期待より自分の体調を優先する感覚。「君が腹を括ればどうにでもなる」と背中を押される瞬間も、決断を強制されているのではなく、自分の望みと向き合うための静かな後押しとして響きます。また、絶望と向き合うだけでなく「自分が守れたもの」にも目を向けていいという言葉が、過去の反省に沈み込みがちな人には特に優しいです。 派手な成長物語というより、迷いながらも前に進む姿をそばで見ているような読後感なので、「誰かの期待と自分の気持ちのあいだで揺れている人」に刺さるはず。現実と完全に同じ世界ではないのに、自分の生活に持ち帰れる視点がちゃんと残る一冊でした。

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