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アポロ18号の殺人 下 (ハヤカワ文庫SF)

アポロ18号の殺人 下 (ハヤカワ文庫SF)

クリス ハドフィールド、中原 尚哉

早川書房 / 2022-08-03

累計読者数4
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%

この本について

仕事でも日常でも、「この判断で本当に大丈夫なんだろうか」と不安になることがよくあります。机上の計画はきれいなのに、現場では予想外のことばかり起きて、結局は誰かを信用するかどうかみたいな生々しい判断に迫られる。そういう場面で足がすくむ感覚、けっこう共通じゃないでしょうか。 『アポロ18号の殺人 下』はフィクションですが、抜粋にあるように実際の宇宙開発の失敗や揺らぎがそのまま背景にあり、計画の綻びや人間関係の危うさが容赦なく描かれます。クレーターへの接触ひとつで機体が死んでいく感じや、着水の誤差だけで命がぶら下がってしまう現実は、こちらの「計画どおり進まない日常」と地続きに見えてきます。また、「頼らざるをえないが信用できない相手」とどう向き合うかという葛藤も、職場での判断とも重なってきます。綺麗事ではなく、目の前のリスクとどう折り合いをつけるかを考えさせられるのが、この本の面白さでした。 物事が想定外にゆれる前提で動きたい人、判断の怖さと向き合いたい人には特に刺さると思います。フィクションなのに、読み終える頃には自分の仕事の場面を思い返してしまうような一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

打ち上げ直前のヘリ死亡事故によるクルー変更にもかかわらず、カズたちが見守るなか、アポロ18号は無事飛び立つ。最初の目的は軌道上のソ連偵察ステーション、アルマースだ。そこで思いがけないソ連宇宙飛行士との衝突が起こるものの、クルーは予定どおり月へ向かうことに。だが、そのころ地上ではヘリ事故が破壊工作の結果だと判明していた。そしてその容疑者は宇宙にいた! 衝撃の改変歴史SFスリラー 解説/中村融
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