
マネーセンス 人生で一番大切なことを教えてくれる、「富」へ導くお金のカルテ11
ブラッド・クロンツ、テッド・クロンツ、吉田 利子
KADOKAWA / 2023-07-21
この本について
お金のことで悩むときって、単に収入や支出の問題だけじゃなくて、気づかないところで心がざわついたり、過去の習慣が足を引っ張っていたりしますよね。僕も「なんで同じ行動を繰り返してしまうんだろう」と思うことが多くて、この本を読んだときにようやく腑に落ちた部分がありました。 この本が面白いのは、行動の裏にある“無意識のクセ”に丁寧に光を当ててくれるところです。たとえば、家でお金の話をしないまま育つと、大人になっても請求書を開けるのが怖くなるとか、贅沢をさせることで相手からの愛情を確認しようとしてしまうとか。本人は自覚していないのに、気づけばお金が感情の代用品になっているケースを、具体的な例で説明してくれます。また、ストレスが判断力を鈍らせて衝動買いや働き過ぎにつながる仕組みも扱っていて、「意志の弱さ」では片づけない視点がありがたかったです。 読みながら、自分が何に反応しているのかが少しずつ可視化されて、行動を変える手がかりが見えてきます。計画を守ることや緊急時の備えといった実務的な話も出てきますが、それ以上に「そもそもなんで自分はお金に不安を感じるのか」という根っこの部分に触れたい人に向いている気がします。 お金の本を読んでも行動が変わらなかった人、または「わかっているのにできない理由」を知りたい人には、かなり刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの13%が集中しています。
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