
お金は君を見ている 最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密
キム・スンホ and 吉川 南
この本について
お金のことって、やればやるほど「こんなに頑張っているのに全然増えないな…」という虚しさがつきまといますよね。特に最初の貯金が思うように伸びない時期は、自分だけ取り残されているような気分にもなります。僕もずっとそこでもがいていたので、あの感覚はよく分かります。 この本が刺さったのは、「最初の100万円だけは本当に自分ひとりで押し上げるしかない」という冷静な視点があったからです。けれど、その最初の100万円さえつくれれば、そこからは“お金が自分を手伝い始める”という発想がストンと腑に落ちました。いきなり何倍にも増える話ではなく、10カ月→9カ月半→7カ月…と、現実的なペースで軽くなっていく感じが描かれていて、変な煽りもない。実際に、貯金や投資が続かない時期ほど読み返したくなる内容でした。 それに、相場が荒れている時こそリスクが小さい、という逆転の視点も、自分の感情とどう距離を取るかを考えるきっかけになります。焦って一気にお金持ちになろうとすると判断ミスをするという話も、耳が痛いけれど、実際はそういう場面のほうが多い気がします。結局のところ、お金より先に自分の生活や言葉の使い方まで整えていく必要があるんだなと、地味だけど長く効く示唆が多い本です。 「貯金も投資も続かない自分にちょっと疲れてきた」という人に向いています。無理に背中を押すタイプではなく、粘り強く続けるための考え方を静かに整えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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