
ビジュアル解読・ファイナンスの教科書 (NewsPicks Select)
NewsPicks編集部
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star総合評価 56/100
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この本について
数字を見るたびに「結局どこを見ればいいんだろう…」と手が止まること、ありませんか。PLとBSを眺めていても、会社の“ほんとうの動き”がつかめない感じ。僕自身ずっとこのモヤモヤが拭えず、決算資料を開くたびに迷子になっていました。 この本が面白いのは、ファイナンスを“専門家の道具”としてではなく、“会社がどう呼吸しているかを読み解くための視点”として解いてくれるところです。たとえば、ユニットエコノミクスがそもそも成立しているのか、あるいは未来に成立しうるのかという、ごく小さな単位の利益構造を見る発想。あるいは、PLではなくキャッシュを見ることで、企業がどんな判断をしてきたのかをたどれるという話。NECのCCC改善で1000億円捻出した例や、買収と売却を組み合わせてフリーCFを保ち続ける計算の仕方など、実際の企業行動を追いながら読み進められるので、概念が急に生活感を持つんです。 読みながら、自分の仕事にも置き換えやすいのがありがたくて、たとえば「今の施策は本当に営業CFを太らせる動きになっているのか」「短期の数字づくりに逃げていないか」みたいな問いが自然と湧いてきます。未来志向のCFOが何を見ているのかがわかると、自分の判断軸も少しずつ変わっていく感覚がありました。 数字に苦手意識があるけれど、企業の“中身”を自分の目で捉えられるようになりたい人に特に刺さる一冊だと思います。
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