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読んだら最後、小説を書かないではいられなくなる本 (星海社 e-SHINSHO)

読んだら最後、小説を書かないではいられなくなる本 (星海社 e-SHINSHO)

太田忠司

星海社 / 2024-08-28

累計読者数5
平均ハイライト数 8.6件/人
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

小説を書いてみたい気持ちはあるのに、いざ机に向かうと「何を書けばいいのか」「自分の経験なんて大したことないし」と手が止まることってありませんか。僕も同じで、書く前から勝手にハードルを上げてしまうタイプです。 この本が面白いのは、そんな迷いに対して「まずは書けるところから書けばいい」と、かなり地に足のついた視点をくれるところでした。リンゴひとつ取っても、人によって悲しさの理由が違うように、経験そのものには誰も奪えない独自性がある。そこに気づくと、自分が語っていい領域って思っていたより広いんだな、と少し肩の力が抜けます。また、行動→性格→内面の三層でキャラクターを見ていく話は、難しい理論ではなく「なぜその人物はその行動に至るのか」を自分の中で掘り下げるきっかけになりました。書く前に迷走しがちな僕には、これがかなり効きました。 さらに印象的だったのは、原文にない言葉が混ざる瞬間が、もうその人の個性だと言い切ってくれるところです。うまく書こうとするより、書いているうちに滲み出るものをそのまま拾うほうが作品になる。そう思えると、失敗が前提でも書き続けやすくなります。 手を動かしたいのに最初の一歩が重い人、自分の経験を物語にどう活かせばいいのかわからない人には、特に刺さると思います。小説を書くための筋トレ本というより、「書けない理由の絡まりをゆっくりほどいてくれる本」に近いかもしれません。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

稀代のショートショートの名手が指南する、書きたいけれど書けないひとのための小説の書き方入門。
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