
メモリーパレス入門: 記憶の宮殿で脳を鍛える【暗記】【トレーニング】【場所法】
夏目友吾
この本について
覚えたいことがあるのに、いざ必要な場面になるとスッと出てこない…そんな小さなストレス、僕もずっと抱えていました。特に数字や概念みたいな“そのままだと頭に引っかからない情報”は、気を抜くとすぐ消えていくんですよね。この本を読んで印象的だったのは、「覚えようと力むんじゃなくて、脳が拾いやすい形にしてあげる」という考え方でした。 メモリーパレスって聞くと難しそうですが、実際はもっと地に足がついていて、自分の家やよく知っている場所を舞台に、そこへイメージを置いていくだけ。抜粋にもありましたが、玄関からリビングに進む“いつもの動線”をそのまま記憶の順番にする感覚がすごく実用的でした。また、数字を身近な物に変換したり、イメージに動きを混ぜたりと、抽象的な情報を「視覚でつかめるもの」に変えるプロセスが丁寧に説明されていて、初めてでも試しやすかったです。特に、いきなり全部覚えようとせず、10か所くらいの短いルートから始めていいというのが救いでした。 さらに、好きな映画やアニメの世界をパレスにしてもいいという発想が個人的にかなりハマりました。自分の頭の中で“歩ける場所”さえあれば成立するので、負担が少なく、続けやすかったんです。毎日のニュースや買い物リストみたいな小さな情報で練習できるのも、無理なく習慣化しやすいところでした。 「覚えるのが苦手というより、覚え方がしっくりきていないだけかもしれない」と感じている人には、とても相性がいい本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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