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「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話

「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話

横道 誠、菊池 真理子、二村 ヒトシ

累計読者数3
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この本について

生きづらさって、表向きの理由とは別に、もっと言葉にしづらい層があるんだろうなと感じることがあります。うまくいっている日でも、ふとした拍子に「自分だけ欠けている気がする」とか、誰にも説明できない恥ずかしさや、他人の善意すら受けとれない感覚が顔を出す。こういうものって、理屈で片づけようとすると余計にこじれてしまうんですよね。 この本は、そういう“言葉にしにくい部分”を、三人の対話でゆっくり解像度を上げていきます。依存や発達特性を「悪い習性」としてではなく、なぜその行動を“自分が選びたがるのか”まで踏み込んで話してくれるので、読んでいて妙に胸の奥がざわつきます。救われきった人の言葉ではなく、迷ったまま生きている当事者同士の会話だから、自分の考え方がちょっとずつ動くんですよね。また、「議論は心を救わない」「対話には終着点がない」といった視点も、悩みを正面から解決しようとして疲れ切った人には、かなり刺さると思います。 うまく折り合いをつけて生きる、みたいな綺麗な言葉に納得できなかったり、「ほどよく」なんて無理だよな、と感じている人にこそ届く本です。読んでスッキリする類の本ではないですが、じぶんの奥にあった感覚の名前が少しだけ見えてくる、そんな時間をくれます。

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