
老いを読む 老いを書く (講談社現代新書)
酒井順子
講談社 / 2024-11-21
累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
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この本について
最近、自分の「老い」について考える場面がふと増えてきました。親の変化を前にしたときや、同年代の雑談で身体の話が出たときに、言葉にしづらいモヤモヤが残ることがあります。まだ先のことだと思っていたのに、急に距離が近づく感じがして落ち着かない。そんな空気を、この本はほどよく言語化してくれました。 面白いのは、老いそのものよりも「老いをどう語り継いできたか」に光を当てているところです。百歳人口が激増したのは実はつい最近の話で、昔の価値観のまま今を語るとズレる理由が腑に落ちます。また、昔の文学や思想にある“老いの嫌悪”のニュアンスを丁寧に追いかけることで、自分が無意識に抱いていた偏ったイメージにも気づかされます。さらに、女性は「かわいいおばあちゃん」を目指しがちだけれど、男性はそもそも愛される準備ができていない、という視点も刺さる人が多いはずです。 老いを明るく肯定するわけでも、悲観でまとめるわけでもなく、「どう見てきたか」がわかると、自分の身の振り方が少しだけ決めやすくなる。そんな一冊です。親のこと、自分のこれからを現実的に考えたい人に向いています。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
老後の不安と欲望をエネルギーに、百花繚乱の「老い本」ワールド――そこに映し出される私たちの無意識とは? 名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。 先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。
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