
「書くこと」の哲学 ことばの再履修 (講談社現代新書)
佐々木敦
累計読者数25
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star総合評価 49/100
start序盤集中型
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この本について
書くときに「どうせ誰かがもっと上手く書いているしな…」とか「そもそも何を書けばいいんだろう」と手が止まることってありますよね。僕も仕事の文章でも日記でも、書き出しで固まってしまうことが多くて、結局その日の気持ちごと置き去りにしてしまうことがあります。うまく書こうとするほど遠ざかる感じが、ずっとモヤモヤしていました。 この本は、そこを無理に励ましてくるわけではなくて、「より良く書こうとすること」そのものに一度距離を置いてみよう、と静かに提案してきます。書けなさは欠陥じゃなくて、むしろ書くことの出発点になるとか、自分の文章のクセを嫌わずに観察してみると武器にもなるとか、読む手を止めて思わず考え込んでしまうポイントが多かったです。AIと人間の違いを「試行錯誤」として捉える視点も、書くという営みにもう一度リアルな温度を戻してくれる感じがしました。 派手なテクニックより前に、「自分のことば」をどう見つめ直すか。そのプロセスを丁寧に案内してくれる本です。書けなさを抱えたままでも、少しだけ前に進みたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
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