
書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)
池上彰 and 竹内政明
株式会社朝日新聞出版 / 2017-01-13
累計読者数16
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約2時間13分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 35%
この本について
文章を書くとき、手が止まる瞬間ってありますよね。何を書きたいのかも曖昧なままパソコンの前に座って、結局うまく形にならない。僕もよくあります。書けないというより、「自分がいま何を書こうとしているのか」がはっきりつかめていないまま始めてしまうんですよね。 この本は、そこにじわっと効いてきます。派手なテクニックを教えるというより、「まず材料を書き出す」「自分が本当に分かっていることだけを書く」といった、地味だけど外せない基礎を丁寧に扱ってくれる。読者を惹きつける書き出しや、予想させない展開のつくり方も、特別な才能ではなく、要素を並べてから組み立てるというシンプルな手順で説明されていて、自分でもできそうだと思えるんです。また、身近な半径二、三メートルの話題のほうが意外と強い武器になる、という視点も個人的にはかなり救われました。 文章に自分の感情を乗せすぎないこと、正しいことほど少し控えめに書くこと、そして「自分は結局どこだけは譲れないのか」を知っておくこと。こういう姿勢の話も多くて、書く行為そのものが少し落ち着いて見えるようになります。書くのが苦手というより、「どう始めたらいいか分からない」タイプの人に特に刺さると思います。 書けない日は誰にでもありますが、その原因が自分の中にある“材料の不足”だと気づけるだけで、少し前に進める。そんな本でした。
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出版社による紹介
テレビや本で多くの人を引き込む解説をする池上さんと、読売新聞の1面に15年間コラム「編集手帳」を書き続けている名文家・竹内政明論説委員の文章術対談。誰が読んでもわかる、うなる文章の書き方を伝授する。自己紹介から企画書まで幅広く扱う。
読んだ内容を、もう忘れない。
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