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いのちの未来 2075 人間はロボットになり、ロボットは人間になる (日本経済新聞出版)

いのちの未来 2075 人間はロボットになり、ロボットは人間になる (日本経済新聞出版)

石黒浩 and 大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「いのちの未来」クリエイティブチーム

日経BP / 2025-05-20

累計読者数5
平均ハイライト数 30.2件/人
推定読了時間 約6時間22分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について

最近、技術のアップデートについていくので精一杯で、「そもそも自分はどんな未来を望んでいるんだっけ」と立ち止まる余裕がなくなることがあります。仕事では効率化を求められ、生活では便利さに流され、気づけば“選んでいるつもりで選ばされている”感じがする、あのモヤモヤです。 この本は、そうした日常の忙しさの中で置き去りになりがちな視点を、一度ゆっくり拾い上げてくれます。例えば、アバターが人の分身として対話し、教員が「自分の知識を託した別の自分」を学生に届ける世界の話は、単なる未来予想ではなく、「働き方や役割はもっと柔軟でいい」という示唆として受け取れます。また、人間が身体の制約から解放されるという話も、SFのようでいて、今の生活の延長線にある“選択肢の増え方”を考えるきっかけになる。さらに、障子の話のように、日本文化の中にある曖昧さや想像の余白が、未来技術とどうつながるのかという視点は、日常を少し違う角度から見せてくれます。 未来像を押しつける本ではなく、「忙しい今こそ、一度深呼吸して先を考える時間を持ってもいい」とそっと背中を押してくれる内容でした。技術の波に置いていかれそうで不安だけど、本当は自分なりに考えたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ロボット工学の第一人者が2075年の人間・社会・文化・技術を鮮やかに描く。 大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」公式ブック。 ロボット工学の第一人者で、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」のプロデューサーを務める著者が、50年後の未来を考察する未来予測本。 未来を予測する本は数多ある。しかし、アバターやロボットの先端技術を研究する、いわば未来をつくる当事者が、さまざまな領域の科学技術情報をもとに未来を語る本はあまりない。つまり、本書に描かれた未来は、技術的には高い確率で実現可能な未来である。 人間の進化は遺伝子の仕組みで環境に適応するだけでなく、科学技術によってその能力を拡張してきた。AIやロボットの技術が今よりさらに発展したとき、人間はどのような進化を遂げるのか。そして、社会や文化はどう変わるのか。 寿命はどこまで延びるのか? 国や街、家、家族の役割は? 生と死に対する価値観は? 人間とロボットの境界とは? 科学技術の進歩であらゆる制約から解き放たれた2075年の世界を、第1部で大胆に予測する。 第2部からは、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」について紹介する。本書で解説する50年後の未来を具現化したパビリオン製作の舞台裏を明かすとともに、展示内容の一部を公開する。さらに、1000年後の未来の人間の姿も披露する。 地球上で無生物から生物に進化した人間は、これから再び無生物に戻る――。 ロボットの研究を通じて「人間とは何か」を問い続けてきた著者が導き出した答えは、今後のビジネスや生き方を考えるヒントになる。
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