
ひとりの商人 岡藤正広 私の履歴書 (日本経済新聞出版)
岡藤正広 and 杉本貴司
日経BP 日本経済新聞出版 / 2025-06-04
累計読者数14
平均ハイライト数 15.6件/人
star総合評価 60/100
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この本について
仕事で「自分のやっていることに付加価値があるのか」とか、「このまま同じやり方を続けていいのか」とか、ふと立ち止まる瞬間ってありますよね。周りと同じ動きをしているだけに見えてしまったり、いざ勝負どころで踏み切れなかったり。僕も似たようなところでつまずくことが多くて、そんな時にこの本がけっこう効きました。 読んでいてまず刺さるのは、「違いを示す商売とは何か」を徹底的に考え抜く姿勢です。単なる気合いや根性ではなく、相手の懐に入って状況を読み、どこに主導権を取りに行くのかを淡々と積み上げていく。そのリアルさが、明日何を変えればいいのかを考えるきっかけになります。もう一つは、しつこいほどに足を運ぶ営業の描写。断られてからが本番という感覚は、派手さはないですが、仕事の現場での小さな踏ん張り方を思い出させてくれます。それから、組織の成長を「手が届きそうな甲羅のサイズ」に設定する話も妙に実感があり、自分が背伸びしすぎて空回りしているときに効きました。 全体として、英雄譚というより「商社マンがどう迷い、どう工夫し、どう折れずに続けたか」の記録なので、読んでいるこっちが変に力まなくて済みます。今の仕事がどこか停滞しているように感じる人、あるいは自分の強みをどう形にすればいいか分からない人にはとくに刺さるはずです。
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出版社による紹介
「伊藤忠を変えた革命児」による初の自著。挫折、葛藤、裏切り、襲い来る絶望......数々の試練を乗り越えてきた異端の男が自ら語る。
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