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永守流 経営とお金の原則

永守流 経営とお金の原則

永守 重信

日経BP / 2022-01-07

累計読者数30
平均ハイライト数 46.2件/人
推定読了時間 約2時間38分
star総合評価 77/100
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この本について

経営の本を読むと、どうしてもきれいな理論ばかりで、自分の足元に落とし込めずモヤっとすることが多いです。特にお金まわりや価格設定、金融機関との付き合い方は、現場で判断が揺れやすいところだと思います。僕自身も、売上ばかり見てしまったり、都合の良い“安全な言い訳”に流れそうになったりする瞬間があります。 『永守流 経営とお金の原則』を読んで刺さったのは、そういう迷いを「現実の判断基準」で切ってくれる点でした。モノの値段をどう決めるか、どの銀行に頭を下げに行くべきか、誰に営業を任せてよいのか——抽象ではなく、生々しい場面の積み重ねで教えてくれる感じです。例えば「借りにくいところほど金利が安い」「回収は早く、支払いは遅く」「技術より先にセールスを他人に任せるな」といった話は、理屈というより“そうしなかったときの痛み”まで想像できて、読みながら背筋が伸びました。また、植木の話に象徴されるように、コストを見る目の細かさや、曖昧な言葉で未来を濁さない姿勢も、経営以前に“判断する人間”としての軸を問われます。 結局、この本が効くのは、派手な成功法則を求めている人ではなく、日々の細かい判断に自信が持てず、「これでいいのか」と自問し続けているタイプの人です。僕もその一人でしたが、読み終えたあと、値付けや資金繰りを考えるときに余計な迷いが少し減りました。経営や事業づくりの“地に足のついた基準”を持ちたい人には、じわっと効くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

50年、体当たりで会得した 財務と資金繰りの本質を自ら語る! 銀行との付き合い、取引先の見極め、株式上場、M&A…… 中小ベンチャーでも、大企業でも、絶対に変わらない「基本」を解説。 伝説の名著を完全リニューアル! 「創業まもないベンチャー企業は日々、 生き残るか、つぶれるかの瀬戸際での戦いを迫られる。 その中で実際に成長し、飛躍できるのはごくわずかである。 生き残って成長の花を咲かせるにはどうすればよいか。 他にはない技術や高い志、 それを実現するためのハードワークなどが必要なのはもちろんだが、 何よりお金まわりの戦略、財務の戦略が不可欠である、 と私は考えている」――本文より ■目次 序章 お金の戦略が必要だ――会社を絶対つぶさないために 第1章 キャッシュこそ企業価値の源泉――コスト意識を鍛えよう 第2章 会社を成長へ導く財務戦略――創業期に重視すべき指標とは 第3章 創業時の資金の集め方――やっぱりお金から始まる 第4章 金融機関とどう付き合うか――「取引は人なり」で活路 第5章 取引先を見極める方法――その選択が会社の命運を分かつ 第6章 チャレンジと財務バランス――持続的成長へ変化を恐れない 第7章 いざ株式上場 規律の中で鍛える――問われる発信力 第8章 M&Aをどう活用するか――永守流・勝利の方程式 第9章 海外展開は飛躍のチャンス――リスク管理は分散から 第10章 波乱の時代をどう乗り切るか
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