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「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

中室 牧子 and 津川 友介

ダイヤモンド社 / 2017-02-16

累計読者数46
平均ハイライト数 25.3件/人
推定読了時間 約3時間29分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
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この本について

データを使った議論って、聞いているうちに「それ、本当にそう言えるの…?」とモヤモヤすることが多いですよね。数字は強そうに見えるのに、どこまで信じていいのか自分で判断できない。仕事の場でも、相関と因果がごちゃっと混ざった資料に出会って、なんとなく飲み込んで後で後悔すること、僕もよくありました。 この本が効くのは、「データの読み方」ではなく「データの解釈の仕方」を身につけられる点です。たとえば、何かの効果を語るときに必ず出てくる“反事実”をどう考えるかとか、見せかけの相関と本物の因果をどう切り分けるのか、といった基本だけど抜けやすい視点が丁寧に整理されています。さらに、ランダム化比較試験の強みだけでなく限界にも触れてくれるので、方法論を盲信せずに「このデータはどこまで信用できるのか」を冷静に判断する軸が持てるようになります。実務でよくある「広告を出したら売上が伸びたけど、それって本当に広告の効果?」みたいな場面に置き換えると、途端に理解が進むはずです。 数字を“強そうな情報”として受け取るのではなく、現実に近いかどうかで評価したい人に静かに刺さる本です。僕自身、資料を読むときに「第3の変数はないか」「偶然で説明できないか」「逆向きじゃないか」と自然に確認する癖がつきました。データを扱う仕事をしているわけではなくても、日常の判断がだいぶクリアになります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「健診を受けていれば健康になれる」「テレビを見せると子どもの学力が下がる」「偏差値の高い大学に行けば収入は上がる」はなぜ間違いなのか? 世界中の経済学者がこぞって用いる最新手法「因果推論」を数式なしで徹底的にわかりやすく解説。世のなかにあふれる「根拠のない通説」にだまされなくなる!
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