
効果がすぐ出るSEO事典
岡崎良徳
翔泳社 / 2016-01-28
この本について
SEOを触っていると、「これって本当に正しいんだっけ…?」という小さな不安が積もっていきます。ページを削るべきか残すべきか、リニューアル時の対応、noindexやcanonicalをどう使うのか…。どれも検索すれば情報は出てくるのに、いざ自分のサイトに当てはめると迷いが出るんですよね。 この本は、そんな“グレーな判断”が求められる場面で、現実的な落としどころを示してくれるタイプのSEO本でした。例えば、リニューアル時の301リダイレクトをどこまで丁寧にやるべきかとか、一覧ページの重複を避ける具体的な工夫とか、ページ削除が本当に得策なのかどうか…。抽象論ではなく、手を動かすときに迷いやすい部分をスッと整理してくれる感じです。そして、結局のところ「ユーザーにとって役に立つか」を基点に判断していくしかない、という当たり前だけど忘れがちな視点にも戻してくれます。 個人的にありがたかったのは、SEOの“守り”だけでなく、どうやって検索ニーズを拾いにいくか、どうやってバズの導線を作るかといった“攻め”も同じ温度感で書かれているところでした。はてブやSNSの動き、検索ボリュームの限界、外部リンクのチェックなど、実務でしか気づけないポイントが散りばめられていて、机上の理論だけでは埋まらない部分を補ってくれます。 細かい判断に毎回立ち止まってしまう人や、SEOを「なんとなくの勘」で回してきたけれど一度きちんと整理したい人に特に刺さると思います。私もそうでしたが、サイト運営に伴うモヤモヤの“判断基準”が一段クリアになります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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