
因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか (文春e-book)
ジューディア・パール, ダナ・マッケンジー, 夏目 大, and 松尾 豊・監修解説
文藝春秋 / 2022-09-12
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推定読了時間 約9時間58分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、「数字は揃っているのに、結局どう判断すればいいのか…」みたいな場面ってけっこうありますよね。相関はあるけど、それが本当に原因なのかはわからない。このあたりでいつも足が止まってしまう、という感覚は自分もずっと抱えていました。 この本が面白いのは、難しい理論を語る前に「そもそも人はどうやって因果を考えてきたのか」というところから整理してくれるところです。ワクチン論争の話なんてまさにそうで、データだけを眺めていると判断を誤るけれど、「もし打たなかったら?」という反事実の視点を持つと世界の見え方が変わる。自分の仕事でも、数字だけ見て判断していたときに引っかかっていた理由が腑に落ちました。 さらに、因果ダイアグラムの考え方が、意外と日常の意思決定に使えるのが発見でした。変数同士が「意見を聞く」関係でつながっていく、という比喩はかなり実感に近いんですよね。自分の案件で何が何に影響しているのかを図にするだけで、余計な思い込みがだいぶ減りました。データだけでは答えが出ない理由も、この本を読むと静かに理解できます。 データは見ているのに判断が揺れる、そんなモヤモヤを抱えている人には刺さると思います。自分の頭の中で起きていた混線が、少しずつ整っていく感覚がありました。
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出版社による紹介
「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書! 「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」 ——松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛! 米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー! ・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは? ・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる ・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞! ・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは? ・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか? ・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは? ・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか? ・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか? 統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生! 人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。 データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読!
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