
Obsidianでつなげる情報管理術
Pouhon
この本について
メモをとっているのに、後から読み返すと「結局これは何が言いたかったんだっけ…」と固まること、けっこうありますよね。僕も同じで、情報だけは増えていくのに、そこからアイデアや判断につながらない時期が長くありました。整理しようとフォルダを増やすほど迷子になる、あの感じです。 この本がよかったのは、いきなり高度な技を求めるんじゃなくて、「なぜメモが活かせなくなるのか」を一段ずつ具体的に示してくれたところです。メモを理解できない理由、アイデアに変換できない理由、そのどれもが“抽象化の途中で止まっている”せいだとわかると、日々のつまずきの位置が見えるようになるんです。Permanent notesの厳しいルールも、守るための精神論じゃなく「抽象化というプロセスを踏んだ結果として自然に満たされるもの」と説明されているので、妙なプレッシャーがありません。 さらに、Obsidianを“整理不要の魔法ツール”として扱わず、むしろ「情報の片づけを一度やりきってから使い始める」という姿勢が、現実的でしっくりきました。フォルダを作る理由、メモをどんな粒度で残すか、発想がどこで生まれるかまで具体的に描いてくれるので、実際の作業場面がイメージしやすいんですよね。 メモが増えるほど思考が重くなる人、本当は発想につなげたいのにストックで終わってしまう人には特に合う本だと思います。僕にとっては、自分の思考のどこが詰まりやすいのかをやっと言語化できた一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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