
経済論文の書き方
経済セミナー編集部 編
累計読者数5
平均ハイライト数 12件/人
star総合評価 48/100
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この本について
論文を書こうとすると、最初の一歩でつまずくことが多いですよね。リサーチクエスチョンをどう絞ればいいのか、どれくらい先行研究を読めばいいのか、そもそも自分の分析で何が言えて何が言えないのか…私は学生時代も社会人になってからも、この辺りで毎回足が止まっていました。 『経済論文の書き方』が助かったのは、こういうモヤモヤに対して「型」でも「精神論」でもなく、具体的なプロセスをそのまま見せてくれるところです。たとえば、問いを小さくする作業がどれだけ大変か、そのうえでどこまで小さくすれば実際に検証できるのかを実例ベースで教えてくれます。さらに、何が分かっていて何が分かっていないのかを整理する作業を、単なる注意点ではなく “研究そのものの価値” として扱っている点も、読みながら腹に落ちました。データの選び方や定常性の確認など、手を動かす段階で必ず悩むポイントにも丁寧に触れていて、「そこが知りたかったんだよ」という場面が続きます。 論文を書いている人向けに見えますが、実際には「物事を問いとして扱うこと」に苦手意識がある人ほど刺さる本だと思います。私も読みながら、自分が普段の仕事で曖昧なままにしていた部分がいくつも見えてきました。研究でも実務でも、問いをどう見立てて、どこから手を付ければいいのか悩む人には、かなり現実的に効く一冊です。
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