
我、拗ね者として生涯を閉ず 本田靖春全作品集
本田靖春
累計読者数4
平均ハイライト数 14.5件/人
star総合評価 54/100
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この本について
日々ニュースや職場の空気を眺めながら、「自分のものさし、ちょっと狭いんじゃないか…」と感じる瞬間ってありませんか。周りの意見に合わせてしまったり、見慣れた前提を疑えないまま流されてしまったり。頭では分かっていても、どこで立ち止まればいいのかが意外と難しいんですよね。 本田靖春の『我、拗ね者として生涯を閉ず』を読んでいると、その「難しさ」に正面から向き合った大人の姿がずしっと響きます。ムラ意識に抗えない日本の空気を見据える眼差しや、特定の立場を守るためではなく社会の“おかしさ”を拾い上げるために記者という仕事を選んだ迷いと誇り。さらには、献血キャンペーンや交通戦争の取材で、結果が見えないまま踏み出す瞬間の恐さまで、ひとつひとつが現実の重さを伴っています。格好つけず、でも引かずに、自分の主観を研ぎ澄ますとはどういうことかが、具体的な場面として立ち上がってくるんですよね。 決めつけではなく、「自分ならどう見るか」を静かに問い返される本です。喉の奥にずっと引っかかっている違和感を言葉にしたい人、あるいはものを見る角度を変えたいと思っている人には、とくに刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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