
天下御免の向こう見ず (幻冬舎文庫)
太田光
幻冬舎 / 2015-02-06
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約2時間8分
star総合評価 32/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
仕事でも人間関係でも、ふと「これって正しさの問題なのか、それとも自分の気の持ちようなのか」と分からなくなる瞬間がありませんか。分かっているようで全然分かっていないまま、見ないふりをしてやり過ごしてしまう。そういう時期って大人になっても普通に続きます。 太田光さんの『天下御免の向こう見ず』は、そうした曖昧な感覚に“少しだけ向き合うきっかけ”をくれる本でした。たとえば、偏差値の話を通して「物差しは絶対じゃない」と気づかせてくれたり、サリンジャー作品への言及を通じて、家族の中で起きる痛みの扱い方をそっと示してくれたりする。強い立場の人を笑う人が少ない、という一文にうなずいた人なら、きっと自分の中の小さなひっかかりが刺激されるはずです。 この本は、答えを押しつけてくるタイプではありません。ただ、太田さんが昔から抱えてきた違和感をそのまま差し出してくれていて、読んでいる側も「自分も同じところで立ち止まってたな」と気づく時間になる。こんな人に刺さると思います。見ないふりを続けてきたテーマに、そろそろ言葉を与えたい人。自分の中のモヤモヤとの距離感が、少しだけ変わる一冊でした。
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出版社による紹介
松田聖子の離婚記者会見から司馬遼太郎の死、オウム真理教に安楽死と幅広く時事ネタを切ったかと思えば、下積み時代のエピソードや単独ライブの裏話、ボツネタ、自分が見た夢、夏休みの思い出などプライベートを披露。ジャンルを問わず鋭い視点が光る、爆笑問題・太田光の原点となったはじめてのエッセイ集。
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