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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

三上 延

KADOKAWA / 2011-03-25

累計読者数14
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約3時間31分
star総合評価 49/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事でも生活でも、人と距離をどう取ればいいのか分からなくなる瞬間ってあります。踏み込みすぎても疲れるし、離れすぎると孤独がこたえる。そんな曖昧なところで立ち止まってしまうとき、この『ビブリア古書堂の事件手帖』の抜粋に反応した読者の気持ちはすごく分かります。 本そのものに刻まれた物語を丁寧にたどりながら、人と人の間に流れる“ちょうどいい距離”が、じわじわ見えてくるんですよね。 たとえば、ただの古本が誰かの人生の跡を静かに抱えていたり、『晩年』一冊分だけ距離を置こうとしたのに、気付けば自然と寄り添っていたり。行動に理由をつけなくても、ゆるやかに誰かとつながってしまう感覚が、読んでいる側にも伝染します。無職であることを責められる場面や、奇妙な関係のまま信頼が育つ病室での会話など、現実の悩みと地続きの空気があるのも、この本が刺さる理由のひとつだと思います。 派手な事件より、本を挟んだ人間関係の温度を味わいたい人に向いています。僕自身、日々の生活でうまく言語化できなかったモヤモヤが、この物語のなかで少し形になりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。

目次

プロローグ 夏目漱石『漱石全集・新書版』〈岩波書店〉 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』〈新潮文庫〉 ヴィノグラードフ クジミン『論理学入門』〈青木文庫〉 太宰治『晩年』〈砂子屋書房〉 エピローグ
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