
殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―(新潮文庫)
清水 潔
累計読者数13
平均ハイライト数 6.1件/人
推定読了時間 約10時間11分
star総合評価 48/100
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この本について
仕事でも日常でも、強い声に押し切られて「あれ、これ本当に正しいのか?」とモヤモヤする瞬間ってありますよね。自分の感覚は間違っていないはずなのに、肩書きや多数派の意見の前で飲み込んでしまうあの感じ。僕もよくあります。 この本は、そういう時に立ち止まらせてくれる一冊でした。作者が徹底的に現場へ通い、「一〇〇調べて一〇を書く」という当たり前だけど難しい姿勢を積み上げていく過程は、自分の判断基準をもう一度つくり直す作業に近いです。特に、届かないはずの「一番小さな声」を何度も拾いに行く姿勢は、仕事で意見が割れた場面や、人の話をどこまで丁寧に聞けているかを振り返るきっかけになりました。公的な発表や大きな組織の言葉がどれだけ”便利な物語”をつくるのかも、実例として突きつけられます。 読んでいてしんどい部分も多いですが、「物事を判断するときに、どこを見るべきか」を静かに教えてくれる本です。空気に流されがちな人や、立場の弱い人の声をどう扱えばいいか迷う人には、特に刺さると思います。
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出版社による紹介
5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか?なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか?執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す―。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。
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