
【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし (コルク)
岸田奈美
累計読者数5
平均ハイライト数 4.6件/人
star総合評価 54/100
trending_up後半加速型
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この本について
人との距離感に迷ったり、「大事にしたい関係ほど、うまく距離が取れないんだよな…」とモヤモヤすることが、僕にもよくあります。相手のためだと思って動いたつもりが、押しつけになっていたかもしれない。反対に、自分をすり減らしながら付き合っていた関係があったかもしれない。そういう時、この本にある言葉が少しずつ視点を変えてくれました。 たとえば「好きな自分でいられる人との関係だけを、大切にしていく」という考え方。抽象論じゃなくて、著者が実際の家族や友人とのやり取りの中で腑に落としてきた言葉だから、生活の中にすっと落ちるんです。自分が無理なく優しくいられる関係が、結果的に周りとの距離も整えていく感じがして、読んでいて肩の力が抜けました。 また、「サポートは相手に押しつけるものじゃない」というくだりも印象的でした。何かしてあげたいのに、どうしたらいいかわからない時ってありますよね。その焦りを無理に行動で埋めなくていい。話を聞いて、悲しければ悲しいと言えばいい。それだけで十分だと教えてくれる言葉でした。身近な誰かの支え方に迷っている人には、かなり静かに効いてくるはずです。 家族やパートナーを“選べる関係”として見つめ直す視点もあって、「自分がどんな人と生きていきたいか」を考えるきっかけにもなる本でした。誰かとの距離感で疲れやすい人、優しくありたいのにうまくできない自分に落ち込む人に、そっと寄り添ってくれる一冊だと思います。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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