
考えすぎない練習(ディスカヴァー携書)
ジョセフ・グエン and 矢島麻里子
累計読者数3
平均ハイライト数 7.3件/人
star総合評価 43/100
boltライト読書型
この本について
仕事のことを考えていたはずが、気づいたら全然違う不安に飛んでいく。寝る前に脳内会議が始まって止まらない。やめたいのに、勝手に頭が動き続ける。このあたりで悩む人って本当に多いですよね。僕もずっと「どうしたら考えすぎを止められるんだろう」と探してきた側です。 この本が面白いのは、「考えを止めよう」と力むほど逆効果だ、とハッキリ言い切っているところでした。抜粋を読んでも伝わる通り、著者は「考え」と「考えること」を分けていて、混ぜたまま整理しようとするから苦しくなる、と。たとえばネガティブな感情が湧いた時に、それをどうにか抑えようと頑張るのではなく、「これは思考が勝手に作っている反応だ」と思い出すだけでいい、と書かれています。無理に静めようとせず放っておくと、そのうち水が澄むように落ち着いていく感覚は、実践してみると意外と腑に落ちました。 もう一つ助かったのは、インスピレーションと焦り由来の目標を区別するという話です。考えすぎている時ほど「とにかく何かしなきゃ」と焦った目標を立てがちですが、それは大抵あとでしんどくなります。逆に、ふっと浮かぶ「考え」のレベルの目標は無理がない。この差に気づくだけで、自分の動き方がだいぶ変わっていきました。 頭の中がずっとざわついている人、あるいは「考えすぎて本音がどこにあるのかわからなくなるタイプ」の人には特にしっくりくると思います。僕自身、読みながら肩の力が抜ける感覚がありましたし、いまの自分のペースを取り戻したい時にまた手に取る本です。
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