
陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点 (扶桑社BOOKS新書)
藤倉 善郎, 黒猫ドラネコ, 山崎 リュウキチ, 古谷 経衡, 選挙ウォッチャーちだい, 清 義明, and 菅野 完
この本について
最近、ニュースやSNSを眺めていて「なんでこんな話が広がるんだろう」とモヤモヤすることが増えました。外国人犯罪の噂とか、誰かが裏で社会を操っているみたいな語り口が当たり前みたいに出回っていて、でも自分の中ではいまいち整理できない。単に「陰謀論は危ない」で済ませるのも違う気がして、その背景を知りたくなる時があります。 この本は、まさにその“背景の部分”を地道にほどいてくれます。例えば、特定の集団に対する怒りや不安がどんなふうに「自分たちのもの」として固まり、現実よりも“物語”が強くなっていくのか。あるいは、排外的な主張が必ずしも貧困層から生まれるわけではなく、むしろ中高年や比較的生活に余裕のある層が支えている現実。こういう構造を知ると、表に出ている主張そのものよりも「それを信じたくなる心の動き」に目が向くようになります。 もうひとつ、この本が助けてくれるのは、「対話の余地って本当にないのか」という問いです。デマに煽られた政治運動を前にすると、どうしても距離を置きたくなるけれど、著者たちはそこで起きている誤解や恐怖の根っこを丁寧に示してくれます。すぐに状況が変わるわけではないけれど、少なくとも「どこを見ればいいのか」がわかるようになる。 自分の周りでも分断を感じることが増えたな…と思っている人には、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




