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[決定版] 京都の寺社505を歩く<下> 洛西・洛北(西域)・洛南・洛外編 (PHP新書)

[決定版] 京都の寺社505を歩く<下> 洛西・洛北(西域)・洛南・洛外編 (PHP新書)

槇野修 and 山折哲雄

累計読者数3
平均ハイライト数 3.7件/人
star総合評価 39/100
boltライト読書型

この本について

観光で京都に行くたびに、つい有名どころだけを回ってしまって「結局どこも混んでいて、心が落ち着く時間がないな…」と感じることがあると思います。自分もそんなモヤモヤを抱えたまま毎回同じルートを歩いていて、どこか物足りなさを覚えていました。 この本を読んで印象的だったのは、地名や寺社を“点”ではなく“流れ”として捉えられるようになることです。たとえば金閣・龍安寺・仁和寺という定番の並びも、周辺の小さな寺や少し外れた山あいの場所と組み合わせるだけで、まったく違うリズムの一日になる。その視点を持てると、観光というより「歩きながら場所に帰依していく」ような感覚が生まれてきます。鳥居本や化野あたりの静かな風景の描写も、地図では拾えない空気感を想像させてくれました。 有名寺院の“間”をどう歩けばいいかわからない人、いつもの京都を少しだけ深くしたい人に向いている一冊です。観光の正解を示す本ではなく、自分のペースで京都を組み立てるための余白をくれる案内書に近いと思います。

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