
私は株で200万ドル儲けた
ニコラス・ ダーバス and 飯田恒夫
この本について
投資のことを考えると、どこかで「情報に振り回されてるだけなんじゃないか」とか、「結局どの銘柄をどう選べばいいの?」というモヤモヤがつきまといますよね。自分でも、ニュースを追えば追うほど判断がぶれて、売買のタイミングもよく分からなくなる時期がありました。 『私は株で200万ドル儲けた』が面白いのは、著者がまさに同じ迷いの中で、自分なりの“寄りかかれる基準”を作っていく過程がそのまま描かれているところです。抜粋に反応した方は、おそらく「収益力の改善だけを見る」「感情を抜きにして上昇を持ち続け、下落はすぐ切る」「手数料や情報に振り回されない」といった、判断軸を絞り込む姿勢に刺さったんじゃないでしょうか。特に、値上がりしている銘柄を“高く買ってもっと高く売る”という発想は、頭では分かっていても実践すると怖い部分で、そこで著者が自分のクセと何度も向き合っているのが現実的なんです。 この本は「万能の投資法」を教えるタイプではなく、むしろ“迷いながらも、自分のルールを組み立てていく人の記録”として読むと効いてきます。銘柄選びをファンダメンタルに寄せつつも、実際の売買判断はテクニカルに徹するというバランス感覚は、今の相場でも十分通用する考え方だと思います。 好きなターゲット像を一つ挙げるなら、「情報過多で売買が細かくなりすぎる人」。そんな人ほど、この本の“絞る”という姿勢に救われるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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