
リバモア流投機術 PanRolling Library
ジェシー・ローリストン・ リバモア, 長尾 慎太郎, 増沢 和美, 河田 寿美子, 増沢和美, and 河田寿美子
この本について
トレードって、結局どのタイミングで入って、どこで降りるのか。その判断がぶれるたびに「またやってしまったな…」と落ち込むことが多いんですよね。情報は多いし、値動きは気になるし、待つべきなのか、切るべきなのか、頭の中がざわつきっぱなしになるあの感じ。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が助かったのは、「自分の感情ではなく、相場の動きだけを基準にする」という当たり前だけど難しい姿勢を、具体的なシーンで語ってくれているところです。たとえば、ピボットを越えても動きが鈍いならそれは危険信号だとか、最初のポジションが逆行しているならナンピンは絶対にしないとか、頭では分かっているつもりでも実際の場面では迷いがちなことを、リバモアは淡々と線を引いてくれる。さらに、エントリー後すぐに利が乗らないトレードは基本的に伸びない、だから“待つ勇気”をどう持つかという話もリアルです。 読んでいて少し救われるのは、彼自身も何度も迷い、焦り、自制心を欠いて痛い目を見てきたと率直に書いているところです。だからこそ、情報を必要以上に追わないことや、相場が裏付けるまで動かないことの意味が腹に落ちてくる。結局、守るべきは資金と自分の判断軸なんだと、とても地に足のついた形で思い知らされます。 「ちゃんとルールを決めているはずなのに、相場の前だと揺らいでしまう人」に、特に刺さると思います。僕にとっても、そういう揺れが少し減った本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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