
仏教の名言100 (学研新書)
綾瀬凜太郎
学研パブリッシング / 2009-11-28
累計読者数4
平均ハイライト数 8.5件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 29/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%
この本について
仕事でも生活でも、行き詰まったときって、つい「どうやったら抜け出せるんだろう」と考え続けてしまいますよね。でも実際は、考えるほど身動きが取りづらくなることもあって、余計にモヤモヤが濃くなることもあります。そんなときにこの本を読んでいると、「ああ、まずは現実をちゃんと見て、一歩だけ動けばいいのか」と肩の力が抜ける瞬間がありました。 読者が保存している箇所を見ても、刺さっているのは派手な悟りの話ではなくて、もっと地面に近い視点なんですよね。たとえば雑念まみれの修行僧の姿が出てきたり、「悟りは結果でしかない」とさらりと書かれていたり。自分の頭の中が散らかっている日でも、「それでいい、まず歩け」というメッセージとして受け取れる。さらに「道心」という言葉がたびたび出てきていて、真理を求める姿勢そのものが宝だと言われると、成果が見えない時期でも、迷いながら探っている自分を少し肯定できる気がしました。 もう一つおもしろいのは、歴史上の人物の行動がすごく“人間サイズ”で描かれているところです。行基が民衆のために橋をつくったり、最澄が既得権益に失望して新しい戒壇をつくろうとしたり。大きな理想より、目の前の現実に向き合う姿が淡々と出てくるので、「まず自分の足元を整えるところからでいいんだ」と思わせてくれます。 迷いを抱えたままでも前に進みたい人に、静かに効いてくる本です。
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出版社による紹介
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