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禅のすすめ 道元のことば (角川ソフィア文庫)

禅のすすめ 道元のことば (角川ソフィア文庫)

角田 泰隆

KADOKAWA / 2018-01-25

累計読者数3
平均ハイライト数 38件/人
推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でも日常でも、頭の中がずっと動き続けている感じがありませんか。考えること自体は大事なのに、その「働き」が逆に迷いを増やしている気がして、落ち着きどころが見えないまま一日が終わる。自分もそうで、何かを学んでは「で、これは自分の生活でどう生きるんだろう」と立ち止まることが多いです。 『禅のすすめ 道元のことば』を読んでいて強く感じたのは、道元が「知ること」より前に「どう在るか」を徹底的に問い続けた人だったということです。典座がなぜあれほど尊敬されていたのか、如浄がなぜ「ありのままでいい」は誤りだと言ったのか、道元自身がなぜ言葉の意味よりも“源”を掴みに行ったのか。抽象ではなく、日々の所作そのものを通して迷いをほどいていく姿が、具体的で迫ってきます。 特に、修行僧との「結局何の役に立つのですか?」というやりとりや、「雑事」をどう扱うかの話は、仕事にそのまま引き寄せられました。効率や成果を求めすぎるほど、足元の行為そのものが空洞化していく感じがあって。道元が坐禅に向き合った理由は、何かを得るためではなく、「事実がありのままにある」場所に自分を戻すためだったんだと思います。 せかされるように生きていて、気づけば自分の軸がどこにあるのかわからなくなっている人には、静かに効く本です。抽象的な慰めではなく、行為の一つひとつをどう扱うかという視点で、じわっと生活が変わっていきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『正法眼蔵』『普勧坐禅儀』……数多くの道元の著作から、禅の思想を読み解く。「只管打坐——ただ座る」「空手還郷——あたりまえのすばらしさ」など、現代社会に通じる普遍的なメッセージの深遠を探る。
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