
禅と日本文化 新訳完全版 (角川ソフィア文庫)
鈴木 大拙 and 碧海 寿広
KADOKAWA / 2022-09-21
累計読者数50
平均ハイライト数 20.5件/人
推定読了時間 約8時間14分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
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この本について
日々の生活の中で、考えすぎて動けなくなることがよくあります。仕事でも人間関係でも、「どう振る舞うべきか」を頭の中でこね回しているうちに、本来の自分の感覚がどこかに置き去りになるような感じです。そんな時に、この『禅と日本文化』を読むと、肩に入っていた力が少し抜けました。 この本が効いてくるのは、まず「外に正解を探しにいくクセ」をそっとひっくり返してくれるところです。〈道〉は遠くではなく、自分の内側や日常の感覚にすでに流れているという視点は、迷子になりがちな思考にちょうどいい重りになります。また、概念や言葉に頼りすぎると現実から離れてしまう、という指摘も痛いほど実感があります。考える前に世界をそのまま感じるという姿勢は、仕事の判断や人との向き合い方にもじわじわ効いてきます。さらに、剣の達人や禅僧のエピソードが示す「即応する心」の話は、構えすぎて動けない自分にとって、具体的なイメージとして残りました。 派手な変化を求めている人には向かないかもしれませんが、自分の内側の感覚をもう少し信じてみたい人には、とても静かに刺さる本です。
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出版社による紹介
和歌、水墨画、俳句、茶道、武士道など、禅は日本文化に深く浸透し、日本人に影響を与えている。欧米に禅の教えを広め、大きな影響力をもった大拙の代表作。その全体像をはじめて日本語訳した完全版。
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