
新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道
杉村 太郎
アルク / 2007-05
この本について
英語学習って、「結局どこから手をつければいいのか」で止まってしまう瞬間が多いですよね。文法も単語もリスニングも大事なのは分かるのに、全部を中途半端に触ってしまって、気づくと何も積み上がっていない感じになるというか。僕もTOEICを本気でやろうとした時期に、まさに同じ迷いにハマりました。 この本が面白いのは、抽象的な励ましではなく、勉強の順番や“どれくらいやるか”がやけに具体的なところです。たとえば文法は「理解して終わり」ではなく、覚えて“ものにする”前提で扱うとか、単語帳に飽きる人向けにダイアローグ系の教材でそのままリスニングに入っていく流れを示してくれるとか。頭がホットなうちに回す、というシンプルな提案も、勉強のテンポ感をつかむのにかなり効きます。読むスピードや、単語をチェックする秒数まで決めてしまうやり方は、迷いを減らしてくれる実務的な指針でした。 そして、身体の力を抜いているときのほうが理解が進むという話が出てくるのも、この本らしさです。根性論ではなく、実際の経験から「どうすれば頭が動きやすいか」を語ってくれるので、走り続けるだけの勉強に疲れた人にも無理がない。勉強量は必要だけど、無茶な方法はすすめない、その現実味がちょうどいいバランスなんですよね。 コツコツやる覚悟はあるけど、何をどれくらいやればいいかが曖昧なまま進めている人にとって、かなり刺さる本だと思います。英語学習の道筋を“自分の形”として組み直したい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
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