
万能鑑定士Qの事件簿 II 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫)
松岡 圭祐
KADOKAWA
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間20分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事や雑談の場で、ふと「あなたは何をしている人なんですか」と聞かれて、うまく言葉が出てこない時ってありませんか。自分の役割をちゃんと理解しているつもりでも、いざ言語化しようとすると急にぐらつく感じ。そんなモヤモヤを抱えている時に、このシリーズの二巻を読むと、少し視点が変わります。 読者が抜き出していた紙幣製造の工程の描写は、ただの豆知識として面白いだけじゃなく、「自分の知らない世界の作業には、こんなにも手間や意図がある」という感覚を呼び起こしてくれます。細部を丁寧に追いかけることで、物事の背景にある蓄積が見えてくる。そしてもう一つの「職業をきかれると弱い」という一文は、主人公がただ特別な能力を持つ人物ではなく、私たちと同じように戸惑いを抱えている存在なんだと気づかせてくれます。 この二つが並ぶことで、物事を見抜く力というのは天才的なひらめきではなく、丁寧に観察し、必要な情報を拾い集める姿勢の延長にあるのだと腑に落ちてきます。自分の仕事を説明できない時の不安も、「見えていないだけで、積み重ねてきた工程は確かにある」と思えるようになるはずです。 こんな人に刺さると思います。自分の仕事や強みをうまく言葉にできず、でもどこかで整理したいと思っている人に。
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出版社による紹介
『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽札が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凜田莉子の鑑定がある! パーフェクトな偽札の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!? 書き下ろし「Qシリーズ」第2弾!
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