
万能鑑定士Qの探偵譚 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫)
松岡 圭祐
KADOKAWA
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間22分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
日々働いていると、「自分のほうが間違ってるのか、それとも周りの仕組みが変なんだろうか」と迷うことがありませんか。理屈は合っているはずなのに、場の空気や“東京ルール”的なものに押し流されて、気づけば本来の自分の感覚を置き去りにしてしまうあの感じです。正直に動くほど損をするように見えて、そのたびに小さく疲れていく。僕自身もよくそこでつまずきます。 『万能鑑定士Qの探偵譚』の中で読者が保存していた「商売人としちゃ失格かもしれないけど、人間としちゃ合格さー。壊れてんのは東京のほうさぁ。」という一言は、まさにそのモヤモヤに寄り添ってくれます。自分が鈍いんじゃなくて、場のほうが少し歪んでいる場合もある。そういう前提に立てるだけで、目の前の出来事の見え方がすっと変わるんですよね。取り引きの場面でも、相手がどう動いているかを静かに観察して、必要以上に自分を責めない姿勢が描かれていて、そこが妙に現実的で救われます。 この作品のいいところは、派手な謎解きよりも、主人公の“感覚の確かさ”が物事をゆっくりほどいていくところです。読んでいると、自分も少しだけ落ち着いて周囲を見直せるようになる。仕事の場で変な圧に飲まれやすい人、正直すぎて損している気がする人には特に刺さると思います。自分の感覚を取り戻すための、ちょっとした視点の置き直しに役立つ一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
美人鑑定家が奔放な知識で「人の死なない」コージー・ミステリに挑む、エンタメ・ノヴェルの先駆的ブランド〈Qシリーズ〉。総額8億円もの切手コレクションから1枚300万円の変わり種銀貨、満開のソメイヨシノまで、あらゆるアイテムにまつわる不可思議と、胸のすくような謎解き、驚くべき結末の数々。ついには凜田莉子の最大のライバル、雨森華蓮が出所し……。面白くて知恵がつく至福の読書、Qの短編集、大反響の第2巻!
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







