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非暴力

非暴力

マハトマ ガンジー、福永 渙

累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

最近、人にイラッとしたときに「正しい反応って何だろう…」と迷うことが増えました。言い返すのも違うし、黙って飲み込むのもしんどい。そんな宙ぶらりんな時間が長くなるほど、自分の中の基準がぐらついてくる感じがします。 ガンジーの『非暴力』は、その迷いに直接答えてくれるタイプの本ではないんですが、抜粋にあるような「満足は努力の中にある」「抑制は義務である」という視点に触れると、衝動に流されそうな自分をいったん外側から見られるようになります。たとえば、復讐心のような強い感情を「我儘」と切り分ける姿勢は、日常の小さな対立にそのまま応用できて、感情の優先順位を落ち着いて整理できるようになる感覚があります。また、人に対する態度と世界に対する態度を分けないという考え方は、自分の機嫌や相手の態度に左右されすぎない“軸”のヒントにもなります。 この本は、正しさを振りかざしたい時期よりも、「どう振る舞えばいいか分からないまま立ち止まっている人」ほど刺さりやすいと思います。すぐ効く処方箋ではないですが、読みながら、自分の中に静かな余白が一段増えるような感じがありました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

贅沢な食、搾取によってつくられた服、宗教対立、そして植民地支配。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての「非暴力」に迫る。 贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと――。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!
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