
「がんになって良かった」と言いたい
山口雄也、木内岳志
累計読者数7
平均ハイライト数 4.1件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%
この本について
最近、頑張っているはずなのに足りない気がしたり、「この先どう生きればいいんだろう」とふと立ち止まってしまうことが増えていませんか。忙しさに押されて、今いる場所をちゃんと見つめられないまま時間だけ進んでいく感覚、僕もよくあります。 この本が刺さっている人が多いのは、「運命から逃げられない」とか「生きる意味なんてない」という冷たさではなく、それを真正面から受け入れたうえで見えてくる“現実的な温度”があるからだと思います。がんという逃げ場のない状況の中で、著者が辿りついたのは、人生を大きく語ることではなく、足元に転がっているものをちゃんと拾い直す姿勢でした。過去の記憶が揺らぐことすら「そういうものだ」と受け止めながら、それでも一歩ずつ進む様子に、自分の毎日の悩みが少し解ける瞬間があります。 特に響いたのは、「逃げてもいい、どうせ自分からは逃げ切れない」という一文でした。逃げることすら否定しない視点に、僕自身“ちゃんと向き合わなきゃ”と力む必要はないのかもしれないと気づかされました。そして、生きる意味を考える前に、今日を生きることそのものに集中する感覚を思い出させてくれます。 自分のペースで生きたいのに、どこかで正しさを探してしまう人に、静かに効いてくる本です。
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出版社による紹介
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