
幸福論 (角川ソフィア文庫)
堀 秀彦 and B・ラッセル
幻冬舎 / 2017-08-04
累計読者数13
平均ハイライト数 13.5件/人
推定読了時間 約2時間17分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 37%
この本について
最近、なんでも「自分の問題」として受け止めすぎて、気づけば頭の中が自分への不満や焦りでいっぱいになること、ありませんか。周りを見る余裕がなくて、気持ちばかり疲れていく感じ。僕自身もそういう時期が長くて、どう抜ければいいのかよく分からずにいました。 ラッセルの『幸福論』は、その渦の外側に小さな足場を作ってくれた本です。とくに読者の方が保存していた部分にもあるように、自己没入が深まると人はどんどん「狭く」なっていく。その一方で、外に注意を向ける習慣を取り戻すと、たとえ苦しみがあったとしても生きる力そのものは削られない。この視点は、自己改善よりもまず“自分以外に興味を持つ”という地味だけれど確かな抜け道を示してくれます。また、競争や賞賛を基準にしてしまうと幸福は遠ざかる、という指摘も刺さりました。日々の“焦らされる感覚”の正体が少し言語化されるだけで、力の入り方が変わってきます。 劇的に生き方が変わるというより、思考のクセをゆっくりほどいてくれる一冊です。自分について考えすぎて苦しくなる人に、静かに効くと思います。
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出版社による紹介
「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」……「こうあらねば」が人を追いつめている。生きるのが苦しいときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに、自分が好きなものに立ち返るといい。仕事や家族やお金に頼らず、社会の中に自分の居場所を見つけ、そこそこ幸せに生きる方法を、京大卒の元ニートが提唱。
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