ヨムナビ
アランの幸福論 Propos sur le bonheur

アランの幸福論 Propos sur le bonheur

アラン and 齋藤慎子

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2007-12-15

累計読者数12
平均ハイライト数 17.6件/人
推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

最近、気づけば頭の中でずっと何かをこねくり回していて、体はその場にいるのに心だけが未来や過去をさまよっているような感覚がありました。相手の反応を深読みしすぎたり、単調な毎日に飽えてしまったり、夜になっても思考が止まらず眠れなかったり。誰にでもあることだと思うのですが、そういう時期が少し続いていたんです。 そんなときに読み返したのがアランの「幸福論」でした。大げさな理想論ではなく、もっと身体のレベルからものの見方を整えていく感じがあって、自分の停滞にじわっと効いてくる内容でした。たとえば「うれしい気持ちでいるから体がぽかぽかしてくる」とか、「よく見ると景色に飽きなくなる」とか、一見素朴なんですが、実際に試すと日常の密度が変わるのを感じます。さらに「未来の不安も過去の後悔も、考えたときにだけ存在する」という指摘は、頭の中で勝手に巨大化した悩みをいったん疑ってみるきっかけになりました。行動に戻るスイッチとしても機能してくれます。 この本は、劇的に人生を変えるというより、思考が暴走しがちな日や、心がささくれそうなタイミングで、自分にとっての“現実の手触り”を取り戻す感覚に近いです。大事なのは、自分にも友人にするようにちゃんと語りかけることだ、とアランは繰り返し教えてくれます。そう言われると地味ですが、案外できていないんですよね。 悩みをひとつずつ片づけるより、まず「大げさに考える癖」を緩めたい人に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

アラン and 齋藤慎子の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

時代を超えて読み継がれる“幸せに生きるための知恵” 「幸福論」と名のつく本は、世の中に多く存在しています。なかでも世界中で翻訳され古典的に読み継がれているのが、ヒルティ、ラッセル、そしてアランによるもので、これらはよく、世界の三大幸福論と言われています。 とりわけアランによる『幸福論』は、「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとする独特の文体によって日本でも昔からファンが多く、学生からビジネスマン、経営者まで幅広く親しまれてきました。 本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く200の名言を訳出し、7章に分けて再構成したものです。 ここに収められた、短くも含蓄の深い考察、そしてその軽妙な語り口は、現代においてもけっして古びていません。むしろ、あふれる情報ときびしい競争社会に生きるわたしたちにとってこそ有用となるであろう「人生の知恵」に満ちた内容となっています。 本書があなたの人生の幸福のヒントとなれば、これほどうれしいことはありません。 (「はじめに」より)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要