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超訳ブッダの言葉

超訳ブッダの言葉

小池龍之介

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2011-02-20

累計読者数22
平均ハイライト数 16.6件/人
推定読了時間 約4時間43分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%

この本について

人間関係でちょっとした一言に振り回されたり、相手の怒りに自分まで巻き込まれてしまったり。頭では「気にしすぎだよな」と分かっていても、心は勝手に反応してしまうことってありますよね。僕も仕事で理不尽な言葉をもらった日は、そのまま気分を引きずってしまうことが多かったです。 この本が面白いのは、そんな日常のモヤモヤを「自分の内側で何が起きているのか」という視点で静かにひっくり返してくれるところです。たとえば、悪口や怒りは“昔からずっとある現象”だと言われると、急に個人攻撃としての重さが薄れます。怒りを投げられたときも「相手が差し出してきた毒料理を受け取らなければ、自分は食べなくて済む」という比喩が、妙に実感を伴って心に残ります。そして、結局のところ心をかき乱すのは相手の言動ではなく、自分の内側にある反応そのものなんだと気づかされます。 もうひとつ刺さったのは、人付き合いの線引きについての視点です。誰と一緒にいるかで心の質が揺さぶられるなら、丁寧に距離を取るのも立派な選択だと書かれていて、妙に救われました。「独りで歩むほうが静かで心が乱れないこともある」という一文は、無理に関係を維持しようとして疲れていた自分にはしっくりきました。 表面的な励ましではなく、感情の仕組みを淡々と示してくれるので、「他人の言動に反応しすぎてしんどい人」にはとくに合うと思います。自分の心のクセを整えたいときに、そっと横から視点を置いてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場! 心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、 ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。 驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、 あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。 * 本文から ●君も相手も、やがては死んでここから消え去る 誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。 君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。 君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、 怒りも争いも静まることだろう。 「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6) ● 君以外の誰も君を傷つけない 君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、 そんなものは大したことじゃない。 君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、 そんなものは大したことじゃない。 怒りに歪んだ君の心は、 それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)
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