
いま、死んでもいいように 執着を手放す36の智慧 (幻冬舎文庫)
小池龍之介
幻冬舎 / 2017-08-04
累計読者数6
平均ハイライト数 3.7件/人
推定読了時間 約2時間24分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 29%
この本について
最近、頭の中が同じ考えでぐるぐるして、新しい視点が入ってこない感じが続くことがありました。仕事の判断も鈍るし、人間関係でもつい余計な心配を抱え込む。そのくせ「もっと落ち着いて生きたい」と思うだけで、何をすればいいのかが分からない。そんなときに読んで、静かに効いてきたのがこの本でした。 印象的だったのは、脳のクセまで踏まえて「なぜ執着が強まるのか」を淡々と説明してくれるところです。同じ思考が強化される仕組みを知るだけで、自分が陥っている堂々巡りを少し客観視できました。また、著者が言う「いま自分は怒っている」「いま歩いている」といった小さな自己観察の積み重ねが、心の濁りを薄めていく感覚は、実際に試すと意外なほど現実的です。さらに、欲を追う足を一歩止めて「いま・ここ」に意識を戻すだけで、満ち足りた感覚がちゃんと生まれるという描写は、決して大げさではなく、日常でも再現できるものでした。 ストイックな本に見えるけれど、実際は「心がざわつく日に戻る場所」を教えてくれる本です。自分の思考が暴走気味だと感じている人、あるいは何かを足さないと不安になるクセがある人にとっては、静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
「自分らしく生きなければ」「健康でなければ」「老いてなお盛んでなければ」――現代人がいかに誤った思い込みで自分を苦しめているかを、ブッダの言葉をひもときながら説き明かす。自分が《いま、ここ》にいること、自分が《いま、ここ》でしていることだけに集中し、清々しく満ち足りた幸せを手にするための、心の持ち方、暮らし方。
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