ヨムナビ
未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター (文春e-book)

未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター (文春e-book)

黒木奈々

文藝春秋 / 2015-03-30

累計読者数5
平均ハイライト数 30.6件/人
推定読了時間 約2時間32分
star総合評価 68/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 39%

この本について

仕事が思うように進まなかったり、将来の見通しが立たない日に、気づくと「今やっていることに意味はあるのか」と考え込んでしまうことがあります。私もつい未来を先回りして不安を増幅させるタイプなのですが、この本を読むと、少しだけその癖がゆるむ感覚がありました。 著者が記しているのは大きな病の経験ですが、そこで描かれるのは「劇的な奇跡」よりも、痛みで眠れない夜にどう折り合いをつけるかとか、食べ物の味がしない日にどう一口を飲み込むかとか、ほんの小さな現実との向き合い方でした。未来を恐れながらも、目の前の一歩を積み重ねるしかない、という気持ちの動きが丁寧に書かれていて、読んでいる側の視点も自然と現在地に戻ってきます。応援の言葉を受け取って、少しだけ顔を上げる瞬間の描写も、無理のない希望として胸に残りました。 「先のことを考えすぎて動けなくなる人」に特にしみる一冊だと思います。大きな覚悟や派手なメッセージではなく、今日をどう過ごすかをもう一度見直したい時に、静かに寄り添ってくれる本でした。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は6に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

黒木奈々、31歳。NHK BS1「国際報道2014」のメインキャスターに抜擢され、その前途は輝かしいものに思われていた。 そんなある日、友人との食事中に突然の胃痛に襲われる。救急車で運ばれ、胃せん孔との診断で入院。しかし、それは、たんなる胃潰瘍ではなくステージ3の胃がんだった……。 セカンドオピニオンを得て、胃の全摘出を決意。同時に、自らの病名を公表し、病と戦うことを宣言する。 キャスターという立場を生かし、同年代の働く女性たちが、がんに襲われたとき、何か力になれるのではないかという信念のもとに、がん宣告のあとの心境を綴った手記が本書である。 あくまで明るく、前向きに病と闘いつつも、32歳の女性ならではの悩みはつきない。 容姿が取りざたされる職業で、果たして自分は仕事に戻れるのか。 これまでキャリアを優先してきたけれど、もう一度、誰かと恋ができるのだろうか。 結婚は? 子どもを持つことは? 何も「あきらめない」ことを目標とする今の女性たち。その中でがむしゃらに先頭を走ってきたキャスターが突然の病に襲われたとき、何を選び、何をあきらめるのか。 揺れ動く気持ちを素直に書き記した闘病記。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要