ヨムナビ
そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー, 青木 久惠, and 青木久惠

早川書房 / 2026-01-27

累計読者数42
平均ハイライト数 12.5件/人
star総合評価 59/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

仕事でも人間関係でも、状況が読めないまま決断しなきゃいけない場面ってありますよね。自分の直感を信じていいのか、誰の言葉を信用すべきなのか、判断の軸がぶれるときほど不安は大きくなるものだと思います。僕もよくそこで立ち止まります。 『そして誰もいなくなった』を読んでいて刺さったのは、登場人物たちが「確信のなさ」に追い詰められていく姿でした。童謡に沿って一人ずつ消えていく中で、みんながそれぞれ自分の過去や罪と向き合わざるを得なくなる。ブロアが「ここしか考えられませんからね」と断言して外す場面や、ヴェラが思い込みと疲労の中で判断を誤っていく流れを見ていると、推理小説というより、自分が日常で陥っている「思い込みの罠」をそのまま覗き込んでいるような感覚になります。 この本の効きどころは、華麗なトリックよりも、状況が不確かなときに人がどう振る舞うかを極限まで突きつけてくるところです。自分ならどの段階で誰を信じられなくなるのか。どの瞬間に冷静さを失うのか。読後にそんな問いが残るのが、この作品の現実的な強さだと思っています。 特に、曖昧な状況で判断を迫られることが多い人に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アガサ・クリスティーの傑作ミステリーで原文読書の醍醐味が味わえる! 孤島の洋館に集められた年齢も職業も異なる10人の男女は、嵐が襲う島から出られなくなってしまう。 やがて、館に伝わる童謡になぞらえた殺人が起こり、ひとり、またひとりと殺されてついには...。 原文のまま名作の内容を余すことなく味わえるよう、【作品解説】【章ごとのあらすじ】【ページごとの要約】【巻末のワードリスト】で英文読書を強力にサポートするシリーズ、IBC洋書ライブラリーにアガサ・クリスティーの名作が登場!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要