
いけない (文春文庫)
道尾 秀介
文藝春秋 / 2025-06-04
累計読者数5
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約3時間46分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
仕事でも日常でも、「答えが出ないまま時間だけが進んでいく感じ」に疲れることありませんか。考えても考えても腹のあたりが落ち着かなくて、不安だけがじんわり広がるようなあの感覚。自分の中の違和感に気づいているのに、それを言葉にできないまま歩き続けてしまう……。抜粋を見ていると、この本に触れた読者の多くがまさにその“言葉にならないざわつき”に反応しているように思いました。 『いけない』は、派手な謎解きよりも、登場人物の心の揺れや、ものごとの見え方が一気に反転する瞬間に重心が置かれています。章ごとに「見てはいけない」「聞かせてはいけない」といった制止が続きますが、その裏にあるのは恐怖というよりも、自分の理解がぐらりと揺らぐ心地よさと不気味さの同居です。現実には答えの出ないことが普通にある、というセリフも印象的で、読み終わったあとに「無理に決着をつけなくてもいいのかもしれない」と思える余白が残ります。 日常の解像度をほんの少しズラしてくれるので、停滞している気分を動かしたい時にじわっと効いてきます。特に「自分の中で説明しきれない違和感を抱えている人」には刺さりやすい一冊だと思います。
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読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
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出版社による紹介
累計55万部! 大人気ミステリ第二弾 「真実を解き明かせるのはあなただけ」 小説を超えた〈体験型ミステリ〉第2弾! 【本書の楽しみ方】 1 まずは各章の物語をお楽しみください。 2 各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。 3 写真をみることで、それぞれの“隠された真相”を 発見していただければ幸いです。 前作をはるかに凌ぐ“どんでん返し”と“伏線回収”。 「写真」の真相を見抜いたとき物語は一変する。 前作は累計40万部突破! 道尾秀介が仕掛ける体験型エンタメの金字塔、再び。 第一章「明神の滝に祈ってはいけない」 ⇒行方不明になった姉を探す妹がたどり着いた 「願いを叶える滝」。その代償とは——。 第二章「首なし男を助けてはいけない」 ⇒夏祭りの日、親に内緒で肝試しを計画する少年たちは、 引きこもりの伯父さんから奇妙な「首吊り人形」を借りる。 第三章「その映像を調べてはいけない」 ⇒前の晩に息子を殺したと自白する年老いた容疑者。 しかし遺体は見つからず、捜査は暗礁に乗り上げるが……。 終章「祈りの声を繋いではいけない」 ⇒前作を超える、驚愕のラストがあまたを待ち受ける! *『いけない』と『いけないII』に物語上の つながりはありません。 どちらから読んでも楽しめます。 単行本 2022年9月 文藝春秋刊 文庫版 2025年6月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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