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阿頼耶識の発見 よくわかる唯識入門 (幻冬舎新書)

阿頼耶識の発見 よくわかる唯識入門 (幻冬舎新書)

横山 紘一

幻冬舎 / 2011-04-01

累計読者数8
平均ハイライト数 9.6件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

日常の中で、人との関わりや自分の思考に振り回されて、「なんでこんなに心がざわつくんだろう」と感じることが僕もよくあります。相手の言葉に過敏になったり、過去の記憶がふと顔を出したり、自分の中の“嫌う自分”に気づいて落ち込んだり。頭では冷静になりたいのに、心が勝手に反応してしまうあの感じです。 この本は、そういうモヤモヤを無理に押さえつけるのではなく、「その反応ってそもそも何?」と一歩引いて見られる視点をくれます。たとえば、「憎い人も言葉と記憶が作り出した像にすぎない」という話は、実生活で人間関係に疲れたときにけっこう効きました。あと、「自分という存在も、言葉の響きがあるだけ」という指摘は、自己肯定でも自己否定でもない、新しい“気づきの位置”に立たせてくれる感じがあります。さらに、阿頼耶識が身体をも支えているという考え方に触れると、自分を責めるよりも、まず整えるほうに意識が向くようになりました。 特に、「物は心の中の影像であり、観察者ではなく関与者である」という部分は、仕事や人間関係で「なんで自分ばかり反応してしまうんだろう」という人に刺さると思います。外の世界が変わるより先に、心のあり方が世界の見え方を変えてしまう。その事実を静かに教えてくれる一冊です。 考えすぎてしんどくなりやすい人、自分の感情の正体を少しでも捉えたい人には、ちょうど良い深さの入口になると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

唯識とは、『西遊記』で知られる玄奘三蔵がインドから中国に伝えた仏教思想の根本。それは「人生で起こるどんなことも、心の中の出来事にすぎない」という教えであり、執着や嫉妬、怒り、絶望、失敗はすべて心の深層部の仕業だと説く。この心の最深部を「阿頼耶識」と呼ぶ。心の表層に生じる感情や思考は、阿頼耶識にもれなく蓄積され、それが無意識のうちに表情や体調となって現れ、美醜にも影響する。表層と深層が常にリンクするという心の構造がわかると、シンプルに強く生きられる。ストレスの多い現代人に向けた心の教科書。
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