ヨムナビ
どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義 (PHP新書)

どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義 (PHP新書)

名越 康文

累計読者数21
平均ハイライト数 50.4件/人
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 30%

この本について

最近、気づいたら心の中がざわついていて、「いま目の前のこと」にちゃんと触れられていない気がする…そんな感覚が続くことがあります。仕事の判断も、人との距離感も、よく考えたつもりで結局は癖や習慣に流されているだけなんじゃないか、と不安になることもあります。頭では落ち着きたいと思っているのに、気がつくと未来の心配や過去の失敗に引っ張られてしまうんですよね。 この本は、そういうときにちょっと視点を戻してくれます。例えば、怒りや不安みたいな強い感情も「心の働きであって自分そのものではない」という捉え方を知ると、いま感じている不安の輪郭が少し変わって見える瞬間があります。また、文体が荒れてくるように、心も放っておくとどんどん濁っていくという話は、毎日の小さな習慣を見直すきっかけになりました。特別な修行というより、「いま、ここ」を丁寧に扱うだけで意識の解像度が上がり、心がパッと切り替わることがある、と著者は繰り返し語っています。 読み終えて感じたのは、仏教というより“実生活の中でどう心と付き合うか”の本に近いということです。誰かに導かれるのではなく、子供が周囲と戯れながら学ぶように、自分の状態をそのまま観察していく。その積み重ねが気づいたら生き方の癖を変えてくれる。そんな地味だけど確かな働きが、この本にはあります。 「感情と自分を切り離して考えるのが苦手な人」に特にしっくり来ると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

名越 康文の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要