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マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100 (幻冬舎新書)

マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100 (幻冬舎新書)

中条省平

幻冬舎 / 2010-11-26

累計読者数3
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事で疲れて帰ってくると、頭では「もっと新しい視点を取り入れたい」と思いながら、結局いつもと同じ情報ばかり追ってしまうことがあります。自分の見ている世界がどれだけ狭いのかは分かっているのに、広げ方が分からない。そんなときに、この『マンガの教養』の抜粋を読んでいると、マンガという身近すぎる存在の奥に、とんでもなく深い思考の入り口が潜んでいるんだなと実感します。 たとえば、悪趣味のバカ騒ぎの裏に「無意味さを真剣に描く矜持」があるという指摘。こういう視点をもらうと、作品を読むときの姿勢がガラッと変わります。また、スポ根の孤独が仲間によって癒される構造や、宗教や国家まで「共有された幻想」として読み解く話は、自分が日常で抱えているモヤモヤの背景を一段深い層で理解する手がかりになります。さらに、どん底で笑う人間の姿を通して「人生って捨てたもんじゃない」という感覚がふっと胸に灯るくだりは、ただ分析するだけでなく、読む側の呼吸を少し楽にしてくれるんですよね。 100作を紹介する本ではあるけれど、単なる作品ガイドではなく、人間の愚かさ・痛み・滑稽さ・希望をどう読み取るかという“読み方の軸”がそっと渡される本です。マンガを深く味わいたい人よりもむしろ、日々の生活で自分の感情や世界との距離感に違和感を抱えている人のほうが刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

マンガなど読んでいてはバカになる――そう嘆く世の風潮を激しく批判し、マンガと劇画を擁護した三島由紀夫は、かつてこう説いた。「若者は、劇画や漫画に飽 きたのちも、これらを忘れず、突拍子もない教養を開拓してほしい。貸本屋的な鋭い荒々しい教養を」と。そして今、大学中心の教養主義が崩壊し、かつて 「反」の象徴だったマンガが教養として語られる時代となった。ギャグから青春、恋愛、歴史、怪奇、SFまで豊饒たるマンガの沃野へ踏み出す第一歩のため の、最適な傑作100冊とその読み方ガイド。
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