
亜玖夢博士の経済入門 (文春文庫)
橘 玲
文藝春秋 / 2010-06-10
累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約3時間23分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも日常でも、あとから振り返って「なんであのときあんな判断をしたんだろう…」と自分にツッコミたくなることがよくあります。人間って目の前の出来事に過剰反応したり、その場の“得した気分”に流されたりするので、仕方ないといえば仕方ないんですが、それでもどこかモヤモヤが残るんですよね。 『亜玖夢博士の経済入門』は、そのモヤモヤの正体を、物語を通してゆるく理解させてくれる本でした。たとえば、人は将来の利益を過小評価するからこそ、目先の得に惑わされること。希少性をちらつかされると冷静さを失うこと。金利の“見せ方”ひとつで判断がゆがむこと。どれも難しい理論の話ではなく、「確かに自分もこういうとき判断を誤りがちだな…」と素直に思える具体例ばかりです。 読んでいて感じたのは、経済や行動科学の知識って、偉くなるためのものじゃなくて、自分の判断を守る“ちょっとした盾”になるということでした。誰かを出し抜くためではなく、日々の選択をほんの少しマシにしたい人向けの本です。 こんな人に刺さると思います。自分の判断にいつも自信が持てないまま、でも放っておくのは気持ち悪いと思っている人。
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出版社による紹介
歌舞伎町のとあるビルには、あらゆる学問を極めた亜玖夢(あくむ)博士が、悩める民を救おうと開いた研究所がある。「相談無料。地獄を見たら亜玖夢へ」のチラシを握りしめて来るのは、多重債務者、シャブの売人、いじめに悩む小学生にマルチ商法の営業マン…。突拍子もない処方と、美少年助手の暴走で、彼らの悩みを増幅…いや解決する博士。読むうちに「囚人のジレンマ」「ネットワーク経済学」「ゲーデルの不完全性定理」など、最先端の経済理論が身につく経済コメディ!
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