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ミレニアム2 火と戯れる女(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム2 火と戯れる女(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

スティーグ・ラーソン、ヘレンハルメ 美穂、山田 美明、ヘレンハルメ 美穂、山田 美明

早川書房 / 2011-11

累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約9時間14分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

人間関係って、相手をどう信じればいいのか分からなくなる瞬間がありますよね。仕事でもプライベートでも、礼儀とか距離感とかいろいろ考えてしまって、結局どこに立てばいいのか迷う。僕も同じで、そんなときに読み返したくなるのが『ミレニアム2』です。ミステリなのに、人と人のつながりの核心みたいなものに触れてくる場面があるんですよね。 たとえば「友情は敬意と信頼に基づく」という一文。これって当たり前のようで、実際にはなかなか難しい。相手の能力を正しく見ることや、すぐに成果が出ない努力を尊重することって、日常では雑に扱われがちです。でも物語の中では、ムーディグのように早い段階から人の才能を見抜いて待てる人物がちゃんと描かれている。その姿勢が静かに効いてくるんです。また、フェルマーの謎に挑み続けるような、報われるか分からない執念みたいなものにも、少し勇気をもらえます。 派手に背中を押してくるタイプの本ではないけれど、「信頼ってどう始まるんだろう」とか「努力が形になるまでの孤独ってみんなあるよな」と思う人には、じわっと刺さると思います。ミステリを読んでいるはずなのに、自分の人間関係や仕事での姿勢をそっと整えてくれるような読書体験でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された! 今世紀最大のミステリ三部作、激動の第二部に突入!
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